サワイ健康推進課というサイトの、「カラダの豆事典」の12月テーマ、「めまいとメニエール病」の記事を監修いたしました。
ご興味があるかたは、こちらから https://www.sawai.co.jp/kenko-suishinka/illness/201812.html ご覧ください。
2018.12.15更新
サワイ健康推進課というサイトの、「カラダの豆事典」の12月テーマ、「めまいとメニエール病」の記事を監修いたしました。
ご興味があるかたは、こちらから https://www.sawai.co.jp/kenko-suishinka/illness/201812.html ご覧ください。
投稿者:
2018.08.30更新
2018年6月末に、スギ花粉症に舌下免疫療法治療薬「シダキュア」が新たに発売されました。今までの治療薬「シダトレン」は液体薬でしたが、「シダキュア」は錠剤であり、冷蔵保存しなくてよくなり、保管が簡便になりました。また、いままで12歳以上の年齢制限がありましたが、使用年齢に制限がない(5歳以上が推奨)ことや、液剤の「シダトレン」と比べ、高力価の製剤になっており、より高濃度での治療が可能となりました。実際の効果は今後の臨床試験の結果を待たないと何とも言えませんが、より早期に治療効果が出る可能性があるとされています。
ただし、新薬のため、約1年間は、処方日数制限があるため、14日分までしか処方できないため、2週間に1度の受診が可能な人に限り治療ができるということになります。小児患者さんにも適応が広がったことにより、今後広がってゆく治療になることが期待されます。
投稿者:
2018.07.24更新
平成30年より、条件付きですが、補聴器購入にさいし、医療費控除を受けられることが、厚生労働省、財務省によって承認されました
補聴器購入する前に、「補聴器相談医」がいる耳鼻科に受診して書類を書いてもらうことが条件です。
① 難聴がある人が、補聴器相談医を受診
② 書類を記入してもらう
③ それをもって、補聴器販売店へ
④ 購入時に書類の写し、領収証をもらい、これを税務署へ
注意点
*補聴器購入後に補聴器相談医を受診をしても、その書類は発行してもらえません
補聴器販売店に行く前に受診が必要となります。
なお、当院院長は補聴器相談医ですので、医療費控除書類の記入は可能です。
千歳烏山駅・仙川近くで耳鼻咽喉科をお探しなら
給田耳鼻科
投稿者:
2018.06.15更新
スギ花粉症に対して当院で行っている舌下免疫療法(シダトレン)ですが、治療開始の時期に決まりがあります
スギ花粉症を抽出した薬であるシダトレンですが、治療を安全に行うためには、スギ花粉の飛散時期には治療を開始できません。もともと自分の苦手なものを体に入れるため、外に花粉が多く、アレルギー反応が強く出ている時期ですと、副反応のでる可能性が上がってしまいます。
そのため、開始時期は6月~12月がよいとされております。治療を開始してすぐに効果が出る治療ではないですので、来年の花粉症の時期に効果を実感するためには、できれば秋までに治療開始することをおすすめします。
ですので、治療に興味がある方は、この時期の受診をおすすめいたします
千歳烏山駅・仙川近くで耳鼻咽喉科をお探しなら
給田耳鼻科
投稿者:
2018.05.07更新
のどの痛みや違和感が続き、原因が特定されない場合、性感染症という可能性もあります。また、自らこれを疑って病院に受診される方もいらっしゃいます。
梅毒などの特徴的なのど(口腔・咽頭)の見かけが現れる病気に比べ、頻度の高い性感染症である淋菌やクラミジアののど(咽頭)への感染では、症状や病変が現れない場合が多いとされていますこのことを無症候性感染といい、性的接触を介して相手の性器や咽頭に感染する可能性があります。
淋菌とクラミジアは尿道、性器以外にも結膜や咽頭にも感染します。
クラミジアは上咽頭炎を生じることがあります。淋菌はオーラルセックスの増加により、淋菌性の咽頭炎が増加しております。のどに特別な所見がみられないため、他の原因の咽頭炎との見かけ上での区別は困難です。診断には核酸増幅法を用います。当院では、生理食塩水でのどをうがいしてもらい、その液体を用いて検査(PCR法)しています。1週間ほどで結果が出ます。
淋菌性咽頭炎は、近年抗菌薬の耐性化が問題となっており、内服治療が効果不十分で点滴治療が必要なケースも多いとされており、治療が非常に難しい疾患です。
千歳烏山駅・仙川近くで耳鼻咽喉科をお探しなら
給田耳鼻科
投稿者:
2018.04.18更新
現在放送中のNHK朝の連続ドラマ「半分、青い。」の耳鼻科診察シーンの監修のため、昨年12月末にNHKスタジオに行ってきました。
放送開始していなかったため、ブログ記事にはしませんでしたが、4月から放送がはじまりました。
主人公の女の子が、片側の難聴があるのですが、明るく生きていく話です
これは主人公の耳を、余貴美子さんが診察しているシーンです。丁度このシーンを監修してきました。先週に放送されていました。
長い時間かけて撮影しているのに、実際に放送されるシーンはほんの一瞬に感じます。
千歳烏山駅・仙川近くで耳鼻咽喉科をお探しなら
給田耳鼻科
投稿者:
2018.01.22更新
お子さんの滲出性中耳炎は、なかなか治らずに治療期間が長くなるケースがあります。この場合、ご家族の方も不安になったり、治療について疑問が多くなったりしがちです。
内服治療をまずはじめに処方される薬が、カルボシステイン(ムコダイン)だと思います。副作用が少なく、長期内服できることから、多くの場合に処方されます。副鼻腔炎を合併している場合は、抗菌薬が追加されることや、アレルギー性鼻炎の場合はステロイド点鼻薬を処方します。カルボシステインの内服は数か月にわたることもあります。
手術以外の方法では、「耳管通気」という方法があります。これは、耳管という鼻と耳をつなぐ管を広げる処置のことです。クリニックでやる方法もあれば、自宅でできる「自己耳管通気」というものもあります。
オトヴェントという商品がよく使われております。
(名優のホームページより。http://www.meilleur.co.jp/otovent/)
以前にタモリ俱楽部という番組でも紹介されていました。
以上のような内服や、耳管通気で改善しない場合は、手術療法となります。鼓膜を切って、鼓膜の奥にたまった液を抜く鼓膜切開術や、鼓膜に換気チューブを入れるという方法もあります。手術に関しては、数か月改善しない場合や、難聴の程度、鼓膜のへこみ具合などで判断します。
千歳烏山駅・仙川近くで耳鼻咽喉科をお探しなら
給田耳鼻科
投稿者: 給田耳鼻咽喉科クリニック
投稿者:
2017.11.30更新
第76回日本めまい平衡医学会に参加しました
めまい疾患の診断や治療の情報のアップデートをしました。信州大学の主催のため、軽井沢で行われました。
スポーツと平衡機能の特別講演や、モーグル選手の上村愛子のトークセッションもあり、スポーツ医学としても興味深い内容でした。
投稿者:
2017.11.07更新
11月5日(日)の読売新聞に当院の「めまい」治療実績が掲載されました。
病院の実力の中の記事で、2016年の医療機関別治療実績が表になっていて、その中に「給田耳鼻咽喉科ク」と略記されております
ストレスなどの影響も多いとされるめまい症状は、今後も患者さんの数が増えていくと考えられておりますので、さらに実績を増やせるように診療しておこうと思っております。
千歳烏山駅・仙川近くで耳鼻咽喉科をお探しなら
給田耳鼻科
投稿者:
2017.10.17更新
おたふくかぜは、流行性耳下腺炎(ムンプス)といい、ムンプスウイルスに感染すると発症します。主要な症状としては、唾液を出す耳下腺や顎下腺に腫れと痛みがおこり、発熱を伴うことが多いとされます。通常は1週間くらいで徐々に症状が落ち着きますが、難聴がおこることがあります。これをムンプス難聴といいます
この難聴の合併症の頻度は、以前は15000人に1人位といわれていましたが、実際には数百人から1000人に1人の頻度で発症しているとされます。おたふく風邪自体が幼少期にかかることが多いのですが、ムンプス難聴は片耳におこることが多く、お子さんがうまく症状を訴えることができないと、周囲の大人が難聴に気づかずに、あとから分かることもあります。日本では、年間で500~2000人ものムンプス難聴の患者さんが発生していると推測されています。実際にムンプス難聴と診断されるのは、この中の一部でしかありません。
ムンプス難聴には、現在のところ有効な治療法がありません。おたふく風邪自体にならないように予防するしかありません。これには、ワクチン接種が勧められます。現在、ムンプスワクチンは、公費による補助がない自治体が多いため、自費での接種が必要になります。就学時検診などで、はじめて難聴にきづくケースもあり、そうならないためのワクチンでの予防が一番と考えます。
先月の新聞に関連する記事がありました。毎日新聞9月16日 耳鼻咽喉科学会 おたふくかぜで336人難聴
https://mainichi.jp/articles/20170907/k00/00m/040/064000c
千歳烏山駅・仙川近くで耳鼻咽喉科をお探しなら
給田耳鼻科
投稿者: