クリニックブログ

2020.09.19更新

厚生労働省より、季節性インフルエンザワクチン接種について、通知がありました。今年の冬は、新型コロナウイルス感染と、季節性インフルエンザが同時流行する可能性があると考えますen

どちらもウイルス感染症であり、他のかぜ関連ウイルスもそうですが、インフルエンザが例年流行する冬場の寒くて乾燥した季節に、2つの感染症が猛威を振るう可能性があります。

そこで、新型コロナウイルス感染に対しての、ハイリスク群とされる、高齢者、乳幼児、基礎疾患保有者などの接種機械を逃さないための注意喚起です。今回のような、具体的な日にちまで指示されているものは、初めてなのではないでしょうか。

ハイリスク群とされる方々は、早めの接種がよさそうです。

しかし、当院のような小さなクリニックへは、ワクチンの供給量は少ないため、接種希望者が多くてもなかなかワクチンが入荷されないのが現状ですtears

flu2020

 

給田耳鼻咽喉科クリニック

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投稿者: 給田耳鼻咽喉科クリニック

2020.06.30更新

喉がつまる感じがする人の受診が、最近増えています。新型コロナウイルス感染と関係があるのでしょうか?

まず、痛みや発熱などがある場合は、感冒症状と言われるような鼻水、咳、だるさなどを伴う場合は、のどにウイルスや細菌の炎症があることが多いです。この時は、炎症をおさえる飲み薬や、細菌の感染が疑われる場合は抗菌薬を内服したりして治療します。

新型コロナウイルスの初期症状は、このような感冒症状といわれる風邪の初期症状からはじまることが多いと言われておりますが、クリニックですぐにコロナウイルスを特定する迅速検査は現時点では行われておりません。

 

では、痛みや発熱などがない場合はどうでしょう。

次に考えたいのは、のどにできもの等が出来ていないかどうかです。特に、経過が1カ月上続く長い場合や、食事がとりづらいなどの症状がある場合は、一度内視鏡検査などでのど(咽頭や喉頭)をみておくことをお勧めします。耳鼻科では、鼻からの内視鏡(ファイバースコープ)で咽頭がんや喉頭がんなどのチェックをすることができます。とくに、タバコやお酒を多くとる方は、リスクが高いので注意が必要です。

 

最後に、最近多いと思われる、ストレスによるのどのつまり感です。ストレスによる、胃酸の逆流などによる、逆流性食道炎や、ストレス性の咽喉頭異常感症(いんこうとういじょうかんしょう)です。

胸やけや、ゲップが多い、食後に症状が強くなる場合などは、胃酸をおさえる薬を飲むことにより治療します。また、そのような胃の症状もなくのどの違和感が強い場合は、漢方薬などで治療する方法があります。

コロナ自粛の影響でしょうか、ストレス・自律神経の乱れなどでしょうか、のどのつまりを感じて受診する方が増えております。症状が続く方は一度ご相談くださいclover

 

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投稿者: 給田耳鼻咽喉科クリニック

2020.04.15更新

 

新型コロナウイルス(Covid19)感染の拡大が止まりません。基本対策としては、3密を避けて生活すること、手洗いやアルコールによる手指の消毒です。また、栄養と睡眠時間の確保などが挙がります。それ以外に、何か方法がないかというと、漢方薬をのむという方法があります。

日本感染症学会のホームページには、金沢大学付属病院漢方医学科の小川恵子先生より特別寄稿として、「Covid19に対する漢方治療の考え方」という文章が載っております。

http://www.kansensho.or.jp/modules/news/index.php?content_id=140

漢方薬の中でも、補剤というものに分類される、免疫システムを活性化させる薬があります。

flower2補中益気湯(ほちゅうえっきとう)動物実験によりインターフェロン自体の産制を抑制するとされています

flower2十全大補湯(じゅうぜんたいほとう)我々のヒト対象の研究では、十全大補湯服用によって NK 細胞機能が改善されることが分かっています。また、抑制系も活性化されることから、過剰な炎症の予防も予想されます 。

 

補中益気湯は、疲労倦怠感、食欲不振などにも使われる漢方です。中国での新型コロナウイルス感染症に対する漢方治療から得られた情報をもとに、未感染者の感染予防としての内服を推奨しています。

これらの漢方薬を飲んでいれば必ずコロナウイルスにかからないということではありませんが、感染予防策のひとつとして、追加する意味はあると考えます。当院でも、これらの漢方薬の処方は可能です。

投稿者: 給田耳鼻咽喉科クリニック

2020.04.11更新

新型コロナウイルス感染は、はじめは季節性インフルエンザと同じようなものといったとらえ方をされていました。しかし、時間が経過していくと、インフルエンザよりずいぶん深刻にとらえた方がよい事実が明らかになってきました。

FOXのyoutube動画は、非常にわかりやすく説明されております。

動画はこちら

まずは、インフルエンザより感染が広がりやすいということです。季節性インフルエンザが、1人の感染者に対して1.3人に感染するのに対して、新型コロナウイルスは、1人が2-2.5人に感染させます。そのため、1right arrowright arrowright arrow8とどんどんと感染が拡大していきます。また潜伏期間が長いので、その間に人にうつしやすくなります。インフルエンザは、2日ほどの潜伏期間で、初めから症状が強いため、家で寝込む人が多いとおもわれます。しかし、新型コロナウイルスは、潜伏期間が5日ほど、長い人は14日くらいあるとされているので、症状が強い人以外は気づかずに外で普通の生活をおくってしまいます。また、過去にかかった人やワクチンを接種した人がいないため、地球上の誰もが感染しやすい状況にあります。インフルエンザが流行しても、すでに交代を持っている人や、ワクチンを接種した人は感染しづらいので、爆発的な拡大をおさえられています。

感染拡大を止めるためには、やはり家にいる時間をおおくし、social distanceを意識して過ごすしかないと思われます。東京都では、感染拡大により、医療の受け皿があふれてしまっており、コロナウイルス患者のみらなず、他の病気の重傷者の治療にも影響がではじめています。

#stay home

 

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投稿者: 給田耳鼻咽喉科クリニック

2020.03.27更新

 新型コロナウイルスCOVID-19では、初期症状として嗅覚障害(においがしない)・味覚障害があるという報道がされています。結論から言えば、発熱や咳がなく嗅覚・味覚障害のみの場合、1週間ほどの自宅待機が望ましいと考えます。(今のところ日本耳鼻咽喉科学会などの指針はでておりませんが、英国耳鼻科のガイドラインや、日本の耳鼻科医の中でそのような意見が支持されています)

日本耳鼻咽喉科学会から、指針が発表されました(2020.3.30追記)。「におい」や「あじ」の異常を感じても、発熱や咳、息苦しさ、だるさがなければ2週間不要不急の外出を控えてください。医療機関への受診も控え、体温を毎日測定し、手洗いもこまめにしてください。人と接する際にはマスクを着けて対話をして下さい。
嗅覚・味覚障害の治療は急ぐ必要はありません。自然に治ることも多いのでしばらく様子を見てください。特効薬はありませんが、2週間経っても他の症状なく嗅覚や味覚が改善しない場合は耳鼻咽喉科外来を受診してください。

http://www.jibika.or.jp/citizens/index.html?fbclid=IwAR3Clee2ukNv340yguulc7Pa5pP4q2dgo_jSP0A9Y2q81RtYy9_fGhU1rLY

 

この状況で一般診療所を受診しても、新型コロナウイルスの検査が受けられるわけではありません。その後に発熱や咳などが出てきた場合は、コロナ相談窓口や保健所に連絡し、指定の医療機関で検査が必要か指示を仰ぎます。海外からの報告でも、新型コロナウイルス感染の初期症状として嗅覚障害・味覚障害が出現するとの報告が相次いでいますが、発熱や呼吸困難などの症状がない嗅覚障害の場合は、通常の風邪や花粉症かもしれません。現在、日本では、嗅覚障害・味覚障害のみの症状で新型コロナウイルス検査はしてもらえません。

また、嗅覚障害のみの症状で、新型コロナウイルスの検査(PCR検査)をする意味自体があまりありません。理由としては、PCR検査の精度がそれほど高くないからです。感度はおおよそ7割程度と言われており、「陰性」という結果が検査で出たとしても、本当はコロナウイルスにかかっている可能性もあり(偽陰性)、1回の検査だけで判断することができません。そのため、感染の可能性が疑われる状況では自宅待機をして周囲に感染を広げることを避けるべきでしょう。

新型コロナウイルス感染は、軽症ですむ割合が約8割です。中には無症状なのに感染している場合もあります。発熱や咳、呼吸困難などがなければ、通常の風邪のときのように家で安静にしていることで自然によくなっていきます。軽症・無症状の方が人の集まる場所などに行くことが、クラスターという感染拡大の原因の1つです。

発熱が数日持続したり、強いだるさ、咳や呼吸困難を伴う場合には、重症化するリスクがあります。入院や人工呼吸器などの集中治療が必要になる場合もあります。重症化すると、数%は死に至るといわれており、重症化の疑いがある方を優先して検査・治療するというのが、今の日本の方針です。

医師含め医療スタッフ、ベットや人工呼吸器などの医療機器には限りがあるため、重症者が急増して医療崩壊が起こらないよう努めているのが現状です。特に若い方は軽症もしくは無症状で感染していることがあるので、周囲に感染を広げやすい、屋内・密集・密接というのを避けて生活していただき、少しでも調子が悪い場合は自宅で安静にすることが望まれます。

新型コロナ相談窓口はこちら

投稿者: 給田耳鼻咽喉科クリニック

2020.02.15更新

 

2020年のスギ花粉症シーズンより、重症花粉症患者さんに対する新たな治療が開始されます。重症喘息に対して使用されてきたオマリズマブ(ゾレア®)が季節性アレルギー性鼻炎(スギ花粉症)に対して新たに保険治療の対象になりました。従来より行われてきた内服治療、点鼻治療、レーザー治療、免疫アレルゲン療法(舌下療法)などの効果に乏しい重症花粉症患者さんのみが行える治療です。非常に効果ある治療ではありますが、非常に高価な治療であり、使用基準が設けられておりますので、すべての患者さんが行えるものではありません。

◆ゾレアは花粉のIgEと結合し、IgEがマスト細胞と結合できなくすることで、アレルギー反応をその元から抑えます。従来の薬物治療(内服薬やステロイド薬)と比較し、アレルギー反応をより上流でブロックする治療です。

◆対象となる患者さん(かなり条件が厳しくなっています)

direスギ花粉症の重症または最重症
dire過去に医療機関で鼻噴霧用ステロイド薬及び内服薬による治療を受けたが、効果が乏しい
direスギ花粉抗原に対する特異的IgE抗体がクラス3以上
dire血液中の総IgE値が30~1,500 IU/mlの範囲
dire12歳以上で、体重が20~150kgの範囲

 ◆投与方法

月1~2回、上腕などの皮下に注射します。投与量、頻度は体重・血液検査の結果(総IgE値)により患者さんごとに決定します。花粉の飛散時期に3か月程度行います。内服なども併用して使用します。

◆副作用 注射部位の赤み、腫れ。頻度は低いですが、呼吸困難や血圧低下などのアナフィラキシー。

◆実際の投与スケジュール(投与開始まで4回の来院が必要です)

 1回目来院:診察(昨年の治療薬の詳細や症状を確認して、重症かどうかを判定します)薬物治療を開始します

 2回目来院:1週間以上内服していただき、症状が改善しない場合に、血液検査(総IgEとスギのclass測定)をします

 3回目来院:血液検査の結果により、投与量・投与間隔が決まります。ゾレア投与の日程を予約します

 4回目来院:実際の投与開始です

◆値段 子ども医療助成が利用できます(本治療の適応は12歳以上です)。3割負担の方は、ゾレアの薬代が月3万円ほどになる場合が多いです。体重や血液検査の結果では、3割負担で月5~10万円になるケースもあります。投与前に値段をお伝えし、了承を得たうえで実際の投与日を予約します。この時点で中止されてもかまいませんが、高額薬のため予約をとってからの中止は行っておりません。また、高額医療費制度に関しては、加入の保険者に直接お問い合わせください。

 

 

投稿者: 給田耳鼻咽喉科クリニック

2020.01.28更新

今年は、スギ花粉の飛散量は昨年より少ないと予想されていますni毎年つらい方にとっては朗報でしょう。

しかし、クリニックにいらっしゃる患者さんのなかには、例年より早めに症状が出ている方もいらっしゃいます。暖冬の影響ともいわれており、花粉が早めに飛んでいるのかもしれません。スギ花粉なのか、もしくはハンノキなどの他の花粉なのかは、はっきりはしませんが、、。スギ花粉の飛散開始予想は、2020年関東では2月10日前後と言われておりますので、スギ以外の花粉が影響してる可能性もあるのです。

leaf「スギ花粉症は、花粉飛散前から治療開始した方がいいのか?」

これに対しては、鼻アレルギー診療ガイドラインによれば、飛散開始予測日には内服開始した方がいいとされています。以前は花粉飛散予測日の1~2週前からの内服開始が勧められておりましたが、前もって内服しないでも、効果はほぼ同等と考えられるようになってきました。どの薬を使うかにより、場合によっては飛散開始予想1週間前からの内服した方がよい場合もありますので医師に確認が必要です。

症状がすでに出ている場合は、飛散開始前でもすぐに内服開始した方がよいので、もうすでに症状が出ている方は、1月中からでも治療開始したほうがよいでしょう笑う

 

給田耳鼻咽喉科クリニック

 

投稿者: 給田耳鼻咽喉科クリニック

2019.09.04更新

 

8月後半になると、鼻づまりやくしゃみ、鼻水で来院する患者さんが増えてきます。水っぱなやくしゃみが1週間以上続く場合は、アレルギー性鼻炎による症状の可能性が高くなってきますen

秋は、ダニアレルギーの方の症状が悪化する時期です。家の中のダニアレルゲンの量が、1年のうちで多くなるのが、9月・10月といわれております。夏場に増えたダニの糞や死骸がアレルゲンとなり、症状を引き起こすのがこの時期なのです。

ダニアレルゲンは、特に寝室に多いと言われており、寝具や床などの掃除に力を入れたいところです。また、秋口は、ダニ以外に、秋の花粉といわれるブタクサ、ヨモギなどの飛散もあります。それらのアレルギーがあるかどうかは、血液検査で原因アレルゲンの特定をお勧めしております。

下のグラフは、ある家庭のダニの数とアレルゲン量の月ごとの推移を表しています。ダニが発生しやすいとされる、高温・多湿の条件が、日本では梅雨時からダニがふえる要因とされていますmagnifier

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投稿者: 給田耳鼻咽喉科クリニック

2019.07.24更新

夏になると流行する手足口病の報告数が都の警報基準を超えています。小児を中心に流行することが多いのですが、今年は大きな流行となっています。東京都福祉保健局の報告でも(http://idsc.tokyo-eiken.go.jp/diseases/handfootmouth/handfootmouth/)報告数が急激に増えています。

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赤色のドットが今年の報告数ですが、左端の1月からはじまり、この時期に急激に増えております。注意が必要です。

 

主な症状:口の中、てのひら、足の裏などに発疹や水疱ができます。発熱を伴うこともあります。

原因:ウイルス感染です。特効薬はなく、症状を和らげる対症療法です。

のどにできる水疱や、手足をみて見た目で診断するため、特別な検査はしません。一般的に数日でよくなってきますが、のどが痛くて水分がとりづらくなったりしますので、なるべく刺激のあるものは避けて食事をします。便で観戦しますので、おむつを替えたら必ず手洗いをしましょう。手足口病でも、ヘルパンギーナでも、対症療法をするという気泡方針は変わりません。

 

 

 

 

投稿者: 給田耳鼻咽喉科クリニック

2019.02.14更新

花粉症対策の記事を監修いたしました。

働く男性向けの記事が多いサイトです。

ご興味あればご覧頂ければと思います。

 

https://www.daiichisankyo-hc.co.jp/orekara/selfcare/20/

orekara

投稿者: 給田耳鼻咽喉科クリニック

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