クリニックブログ

2018.08.30更新

 

2018年6月末に、スギ花粉症に舌下免疫療法治療薬「シダキュア」が新たに発売されました。今までの治療薬「シダトレン」は液体薬でしたが、「シダキュア」は錠剤であり、冷蔵保存しなくてよくなり、保管が簡便になりました。また、いままで12歳以上の年齢制限がありましたが、使用年齢に制限がない(5歳以上が推奨)ことや、液剤の「シダトレン」と比べ、高力価の製剤になっており、より高濃度での治療が可能となりました。実際の効果は今後の臨床試験の結果を待たないと何とも言えませんが、より早期に治療効果が出る可能性があるとされています。

ただし、新薬のため、約1年間は、処方日数制限があるため、14日分までしか処方できないため、2週間に1度の受診が可能な人に限り治療ができるということになります。小児患者さんにも適応が広がったことにより、今後広がってゆく治療になることが期待されます。

 

投稿者: 給田耳鼻咽喉科クリニック

2018.06.15更新

 

スギ花粉症に対して当院で行っている舌下免疫療法(シダトレン)ですが、治療開始の時期に決まりがありますnico

スギ花粉症を抽出した薬であるシダトレンですが、治療を安全に行うためには、スギ花粉の飛散時期には治療を開始できません。もともと自分の苦手なものを体に入れるため、外に花粉が多く、アレルギー反応が強く出ている時期ですと、副反応のでる可能性が上がってしまいます。

そのため、開始時期は6月~12月がよいとされております。治療を開始してすぐに効果が出る治療ではないですので、来年の花粉症の時期に効果を実感するためには、できれば秋までに治療開始することをおすすめします。

ですので、治療に興味がある方は、この時期の受診をおすすめいたしますflower2

 

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投稿者: 給田耳鼻咽喉科クリニック

2017.08.01更新

 

花粉症・アレルギー性鼻炎に対してCO2レーザー治療を行っております。鼻の粘膜にレーザーを照射することにより、粘膜でのアレルギー反応が起こりづらくなり、また粘膜腫脹が抑制されます。これにより、「鼻水」「鼻づまり」「くしゃみ」などの鼻症状が軽減することが期待できます。アレルギー性鼻炎の鼻症状に対して、約8割の方に効果があるとされています。


レーザー治療がおすすめの人は、、
・内服薬を飲んでも鼻がつまる、鼻水が多い方
・なるべく薬を飲みたくない方
・妊娠中、授乳中の方
・鼻炎のために勉強に集中できない、薬を飲むと眠くなる学生・受験生
・継続的な通院が難しい方

 

外来で行う低侵襲の手術です。照射まえに麻酔などに30分ほどかかりますが、実際にレーザーを照射するのは5~10分で終了します。治療が出来ない人もいらっしゃいますので、まずは診察を受けてから治療できるか判断いたします。


よくある質問
Q1 費用はどれくらいかかりますか?
 健康保険が適応される治療です。3割負担の方は、約9000円です。これに、初診料や処方せん料がかかります。

Q2 花粉症のレーザー治療はいつ行えばよいですか?
1月中旬までには治療を終了させておくことが望ましいとされています。花粉症の症状がひどい時期になってからの治療はおすすめしません。

Q3 レーザー治療ができない人はいますか?
 鼻中隔弯曲がひどい方、出血をしやすい方(出血傾向のある疾患、抗凝固剤内服など)、風邪や急性炎症がある方、処置中にじっと座っていられないお子さんはレーザーの治療はできません。

Q4 レーザー治療のせいでにおいが鈍くなってしまうことはありますか?
 鼻の中で、においを感じる嗅裂部とレーザー照射する下甲介とは、場所が離れておりますので、においを感じる神経を損傷することはありません。 

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投稿者: 給田耳鼻咽喉科クリニック

2017.05.10更新

 

5月に入り、テレビなどで花粉症の情報を扱う頻度も減ってきました。

実際に、スギやヒノキの花粉の飛散量は減ってきておりますni

 

これからの時期は、イネ科花粉による花粉症が増えてくる時期です。イネ科の植物(カモガヤ、オオアワガエリなど)は、全国的に分布しており、公園・空き地・河原などに生息しています。スギやヒノキの樹木の花粉と違い、遠くから飛んでくることはありませんが、身近な場所に生えており、花粉に暴露される機会も多いとされています。飛散期間は5月~9月ころです。意外と長い期間です。

スギ・ヒノキ花粉の飛散が終わっても、花粉症の症状(くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみなど)が続く場合は、イネ科花粉症の可能性がありますので、血液検査でアレルギーの有無を調べることもできますleaf

 

また、イネ科花粉症の方は、メロン、キウイ、スイカなどを食べたときに、口やのどのかゆみや腫れ、違和感がおこる口腔アレルギーを引き起こすことがしばしばあると言われています。このような症状がある方も、血液検査による診断をおすすめします。

 

スギ・ヒノキの花粉症がおさまってくる5月末を越えても、水っぱな、くしゃみ、かゆみが続く場合は一度診察を受けてもいいかもしれませんflower

 

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投稿者: 給田耳鼻咽喉科クリニック

2017.04.25更新

 

これまでやっていたアレルギー血液検査に追加して、注射を使わない新しい検査を導入しましたflower2

 

特徴は、

迅速:検査時間が20分、その日に結果をお知らせします

簡単:ハウスダスト系(ダニ、ゴキブリ、ネコ、イヌ)・花粉系(スギ、カモガヤ、ブタクサ、ヨモギ)の8種類のアレルゲンを同時に検査できます

安心:指先からの採血なので、痛みが少なく、お子さんでも可能です

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アレルギーがあるかどうか、花粉症があるかどうか知りたい方、とくに注射が苦手な方、忙しくて再診が難しい方などにはよい検査だと思います。アレルギーの原因を知ることによって、それを避ける工夫ができます。室内のホコリアレルギーがあれば、部屋のそうじをこまめにしたり、寝具を清潔にするようにしたりできますし、花粉が原因のアレルギーがある方は、花粉の飛散時期に合わせた対処ができるメリットがあります。

 

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投稿者: 給田耳鼻咽喉科クリニック

2017.04.05更新

 

4月に入ってから、花粉症の症状が悪化している人は、ヒノキ花粉症の可能性があります。

現在、スギ花粉の飛散ピークをすぎ、徐々にヒノキ花粉に移りかわってきているようです。日本気象協会が発表した花粉予報では、これから4月中旬にかけて、関東ではヒノキ花粉の飛散ピークが訪れる見通しのようですehe

 

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ヒノキとスギは花粉の構造もよく似ているため、どちらにもアレルギー反応を示す可能性が高く、6~7割の方が両方にアレルギー症状を起こすといわれています。

どちらの花粉も症状に大きな差はないとされていますが、ヒノキ花粉症の方が、目のかゆみ、咳の症状がでやすいとされます。とくに、4月に入ってから症状がひどくなっている人は、要注意です。

 

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投稿者: 給田耳鼻咽喉科クリニック

2017.03.24更新

 

花粉症とかぜの症状は似ているため、区別がつきにくいことも多いです。

くしゃみ、鼻水、鼻づまりや、頭痛、咳などの症状も、共通して起こりえます。

しかし、その原因が異なるために、いくつかの区別するポイントがありますglitter3

 

まず、鼻水の性状ですが、花粉症などのアレルギー性鼻炎では、一般に粘度の少ない水様性の鼻汁(みずっぱな)がみられます。一方、鼻かぜは鼻粘膜のウイルス性炎症であり、二次的に細菌感染に移行することも多いため、鼻水が水様性から粘性、膿性に変化することが多く、これは花粉症ではおきづらい症状です。

また、目のかゆみ、充血、流涙は、花粉症ではよく見られる症状ですが、一般的なかぜではおきづらい症状です。

 

他には、この季節に、風の強い日や温かい日など、「花粉が多い」という日に屋外に出たときに症状が悪化し、雨の日や家で過ごしているときに、比較的おさまっている場合は、花粉症を疑いますmagnifier

 

このような点に気を付けて、耳鼻科受診時に、症状を伝えていただくとよいと思います。耳鼻咽喉科では、鼻の中の粘膜の色や、腫れ具合、鼻水の性状などをみたり、のどの具合をみたりして、診断を行っていきます。血液検査ができる年齢の場合は、血液検査によりどんなものにアレルギー反応があるのかを調べることもできます。

 

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投稿者: 給田耳鼻咽喉科クリニック

2017.03.03更新

 

 花粉症の治療として、1回の注射で症状を抑える薬があります。これは、副腎皮質ホルモン(ステロイド)という薬の中でも、体の中に長くとどまるタイプの薬を筋肉注射する方法です。ステロイドは、花粉症などのアレルギー症状を全般的に抑える働きがあります。

1回の筋肉注射で、1か月近く体に残るため、長期間に花粉症症状を抑えることが出来ます。その反面、副作用も長く続くことがありますnamidaそのため、鼻アレルギー性鼻炎ガイドラインでは、この治療は望ましくないものとされています。

 

花粉症患者545名に対してステロイド注射治療を行った今野らの報告(治療88,2006年)によると、18.8%に何らかの副作用が認められ、特に20歳代の女性には生理不順が認められとされています。また、注射部の皮膚の陥没、血糖値の上昇、消化器異常などの可能性があります。

clover副作用のリスクを考えると、あまりお勧めできる治療法ではないと考えます。

当院ではこの治療は行っておりません。

 

 

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投稿者: 給田耳鼻咽喉科クリニック

2017.02.21更新

 

花粉症やアレルギー性鼻炎の鼻症状、くしゃみ・鼻水・鼻づまりを軽減させる薬として頻用されているのが、抗ヒスタミン剤です。この時期の花粉症に対する内服薬としてしばしば処方されます。この抗ヒスタミン剤は、脳内にも移行するために、眠気やだるさなどの症状を来すことがありますnamida

 

特に、第一世代と呼ばれる、早い時期に開発された抗ヒスタミン薬の多くが、眠気やだるさの副作用が出現しやすいとされています。さらに、小児では、けいれんを誘発したり、使用量によっては興奮や不眠がでることがあるので、注意する必要がありますtears

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この抗ヒスタミン剤は、アルコールを飲酒すると、さらに中枢抑制作用が強くなり、眠気や作業効率の低下がでやすいとされています。

 

車の運転については、抗ヒスタミン剤内服中はなるべくしないに越したことはないですが、仕事で運転をする方などは、医師に相談し、非鎮静性の抗ヒスタミン剤を処方してもらうのがよいと思います。

 

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投稿者: 給田耳鼻咽喉科クリニック

2017.02.14更新

 

関東地方のスギ花粉の飛散開始予測は2月15日頃ですが、すでに花粉症の症状を発症している方が来院されていますnamida1月中から、スギ花粉は少しは飛散していますので、敏感な方は鼻や眼がムズムズ、透明な鼻水がでる症状が始まっています。

 

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花粉症は、症状を発症させないように、アレルギーの原因となるスギ花粉を避けることがまず第一です。薬物治療をしている方であっても、セルフケアを心掛けると、症状が少しは楽になると思います。

 

leaf花粉情報に注意して、飛散の多い日の外出は控える

leaf外出時は、マスク・メガネを使い、表面が毛羽だった洋服は避ける

leaf帰宅時は、衣服をよく払ってから入室し、洗顔、うがいをする

leaf飛散の多い日は、あまり窓を開けないで、換気の時は窓を小さく開け、短時間にとどめる

leafふとんや洗濯物の外干しは控える

(鼻アレルギー診療ガイドラインより一部改変)

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花粉症の方にはつらい季節が始まりますが、まずはセルフケアからはじめましょう。

毎年花粉症を発症している方は、花粉の飛散開始日の1~2週間まえからの薬物治療がよいとされています。2月上旬からの治療開始がおすすめです。

 

 

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投稿者: 給田耳鼻咽喉科クリニック

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