クリニックブログ

2016.09.26更新

 

このところ涼しくなってきましたが、今年の夏も暑かったですねehe

 

スギ花粉症の花粉は、この暑い夏に作られると言われています。

 

花粉を飛散させるのは、スギの雄花ですが、毎年7月ころに細胞が分化し始め、10月頃にかけて成長します。

 

dire日射量が多く

dire暖かい日が続く

 

と、雄花が大量に生産され、翌年春の花粉量が多くなります。

反対に、日射量が少なく、冷夏になると翌年春の花粉症が少なくなるとされています。

 

今年は、例年並みの夏の暑さだったので、来年の花粉量も例年並みでしょうかhun

atsui

 

秋になって気温が下がってくると、スギの雄花は一旦休眠するようです。

 

そのまま、寝ていてもらいたいものですが、春になる毎年目覚めてしまうようです。

 

今度は、冬が暖かいと早く目覚め、寒いと遅く目覚めるのですleaf

 

 

夏が暑いとビールも美味しいですし、物が売れて景気が上がるようですが、暑すぎる夏は、花粉症のひとにとっては、朗報とは言えないですねtears

 

 

 

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投稿者: 給田耳鼻咽喉科クリニック

2016.09.11更新


 秋の花粉症
というものがあります。

鼻水、鼻づまりは、風邪でもおこる症状ですが、

透明な水っぱなが長くつづき、鼻や目のかゆみ・くしゃみがある場合には

アレルギー性鼻炎を考えます。

 
8月~10月頃に花粉を飛散させるのは、キク科の雑草である

ブタクサ・ヨモギなどが挙げられます。

 

道路わきや河川敷などに生育している雑草です。

スギなどの樹木の花粉と比べ花粉の飛散距離が短いため、

近づかないことで避けられるとも言われています。

 

butakusa

(ブタクサ:Wekipediaより)

 

 

日本ではブタクサ花粉症の人は多くなってきており、約6人に1人は、

ブタクサ花粉症ではないかと言われています。

 

ブタクサやヨモギの花粉は、樹木の花粉よりも粒子が小さいため、

気管支の奥まで到達し、喘息の症状(咳や呼吸苦)を起こすこともあり注意が必要です。

 

 

透明な鼻水、くしゃみなどが続くようでしたら、秋の花粉症の可能性も考えた方がよい

でしょう。

アレルギーの原因物質は血液検査で調べることもできます。

 

 

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投稿者: 給田耳鼻咽喉科クリニック

2016.09.06更新

 

我々の生活は、いい匂い、苦手な匂い、色々な匂いに

囲まれていますflower

突然においがしなくなる原因はどのようなものが

あるのでしょうか?

 

におい(嗅覚)の障害で発生率が高いのが、

副鼻腔炎(ちくのう)やアレルギー性鼻炎といった

鼻の病気です。花粉症の時期などに、食事のにおいが

しづらい経験をした方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

また、風邪が治ったあともにおいがしないというものは、

「感冒後嗅覚障害」といいます。

風邪が引き金となって、嗅粘膜や嗅覚伝導路にウイルスが

感染して、組織を傷害するからと考えられています。

これらは、早期に適切な治療をすれば治る確率が高くなります。

 

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年齢による嗅覚の低下もあり、80歳以上の高齢者の3/4が

嗅覚障害があるという報告もあります。

 

最近では、アルツハイマー病やパーキンソン病では、嗅覚に障害が

でるといわれていることから、これらの病気の早期発見に嗅覚評価が

大きな役割を果たすのではとされていますpencil1

 

においがしないと、食べ物が美味しく味わえないだけでなく、

食品の腐敗、ガス漏れなどの危険に気づきにくくなるなどの

生活上の不利益もあります。

 

 

においを感じないことにお気づきの方は、一度耳鼻科の受診を

おすすめいたします。

 

 

 

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投稿者: 給田耳鼻咽喉科クリニック