クリニックブログ

2016.09.06更新

 

我々の生活は、いい匂い、苦手な匂い、色々な匂いに

囲まれていますflower

突然においがしなくなる原因はどのようなものが

あるのでしょうか?

 

におい(嗅覚)の障害で発生率が高いのが、

副鼻腔炎(ちくのう)やアレルギー性鼻炎といった

鼻の病気です。花粉症の時期などに、食事のにおいが

しづらい経験をした方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

また、風邪が治ったあともにおいがしないというものは、

「感冒後嗅覚障害」といいます。

風邪が引き金となって、嗅粘膜や嗅覚伝導路にウイルスが

感染して、組織を傷害するからと考えられています。

これらは、早期に適切な治療をすれば治る確率が高くなります。

 

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年齢による嗅覚の低下もあり、80歳以上の高齢者の3/4が

嗅覚障害があるという報告もあります。

 

最近では、アルツハイマー病やパーキンソン病では、嗅覚に障害が

でるといわれていることから、これらの病気の早期発見に嗅覚評価が

大きな役割を果たすのではとされていますpencil1

 

においがしないと、食べ物が美味しく味わえないだけでなく、

食品の腐敗、ガス漏れなどの危険に気づきにくくなるなどの

生活上の不利益もあります。

 

 

においを感じないことにお気づきの方は、一度耳鼻科の受診を

おすすめいたします。

 

 

 

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給田耳鼻咽喉科クリニックrabbit

投稿者: 給田耳鼻咽喉科クリニック