のどの異常感があるときは、どんな病気が考えられるのでしょうか?
「のどがイガイガ、ひっかかる、貼り付いているかんじ、あめ玉がひっかかるかんじ、、」色々は表現をする患者さんはいらっしゃいますが、のどの異常感で耳鼻科を来院する方は数多くいます
このような、のどの異常感がある場合に、まず一番は、咽喉頭の悪性疾患を見逃さないことが重要とされます。
飲み込む時の痛み(嚥下時痛)
体重の減少
食事が飲み込みづらい
このような症状がある場合は、要注意です。早めの受診をおすすめします。
しかし、咽喉頭の異常感は一般人の10~27%が自覚する比較的ありふれた症状といわれており、実際に悪性腫瘍が発見される頻度は異常感を訴える患者さんの3~4%と報告され、悪性腫瘍が見つかる例はかなり稀であるとされます。
そのほかの原因では、
胃食道逆流症(胃酸の逆流)
喉頭アレルギー
副鼻腔炎やアレルギー性鼻炎
ストレス、心因性
などが挙げられます。
耳鼻科に受診した場合は、まず内視鏡検査で、鼻~のどにかけて(鼻腔、咽頭、喉頭)を観察し、異常感の原因となりうる見かけの異常を観察します。悪性腫瘍(咽頭癌、喉頭癌、下咽頭癌など)のチェックが行えます。ただし、食道の病気が疑われる場合は、内科などで胃カメラ(上部消化管内視鏡検査)を行う必要があります。
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給田耳鼻科