親がアレルギー性鼻炎だと、子供に遺伝するのでしょうか?
一般的に、アレルギー体質は遺伝しやすいといわれています。両親ともにアレルギー性鼻炎などのアレルギーを患っている場合は、両親ともにアレルギーがない場合と比較して、子供が鼻炎にかかる危険性は約4倍になるという報告があります。
アレルギー性鼻炎自体は、単なる遺伝性の疾患ではなく、病気の発症には、アレルゲン(アレルギーの原因物質)暴露や、生活環境(食生活・受動喫煙など)等が複雑に関与していると考えられています。
アレルギー性鼻炎は、最近特に増えているのですが、その理由として、この10年ほどで急激な遺伝子変化が起きているとは考えづらいので、環境の変化の要因が大きいのではないでしょうか
ご両親がアレルギー性鼻炎のお子さんは、アレルギー発症のリスクを抑えるために、
アレルギーの原因(ホコリ・ダニなど)
大気汚染物質
受動喫煙
の回避をすることや、
アトピーや喘息などのアレルギー疾患がある場合には、早期の治療介入することが
発症リスクを低下されると考えられます。
ここで、もう一つ難しい問題が、、。
それは、幼少期における極端な無菌状態や衛生環境も、アレルギー発症のリスクを上げると言われているのです。キレイすぎても、ダメなようで、。このさじ加減は、誰もわかりません、、、。
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