10月1日から世田谷区のインフルエンザ予防接種の助成が開始されます。しかし、まだ肝心のワクチンがクリニックに届いておりません。
本年は、昨年よりもワクチンの供給量が少なくなる見込みとされています
当院は、10月中旬には接種を開始する予定です。例年、11月下旬にかけて接種する方が増える傾向にあります。
予約や料金に関しては、追って詳細を告知いたします。
2017.09.27更新
10月1日から世田谷区のインフルエンザ予防接種の助成が開始されます。しかし、まだ肝心のワクチンがクリニックに届いておりません。
本年は、昨年よりもワクチンの供給量が少なくなる見込みとされています
当院は、10月中旬には接種を開始する予定です。例年、11月下旬にかけて接種する方が増える傾向にあります。
予約や料金に関しては、追って詳細を告知いたします。
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2017.08.30更新
8月後半になって、手足口病の患者さんが増えています。
夏の時期に流行する、夏かぜの一種です。エンテロウイルス、コクサッキーウイルスなどによる感染症です。
2~5日の潜伏期間のあとに、手のひら、足の甲や裏に水疱性の発疹があらわれます。口の中の粘膜にも水疱が多数できることが多あり、特徴的な口のなかの見かけがあります。のどの痛みが強く、食事がうまくとれなくなってしまったりもします
咳やくしゃみなどの「飛沫感染」、便や水疱から排出されたウイルスなどからの「接触感染」によりうつります。ウイルスが原因ですので、抗菌薬は効果がなく、対症療法が中心になります。
同じエンテロウイルスが原因で、手足の発疹がないものを、ヘルパンギーナといい、発熱とのどの痛みが主な症状です。これも、対症療法が中心になります。口の中をみたときに特徴的なみかけがあれば、すぐに診断がつきます。
予防としては、手洗い、うがい、マスク、はしの共有をさけたり、おむつ交換に注意が必要です。
特効薬はありませんが、ほとんどが数日経過すれば後遺症なく治癒します。ごくまれに、髄膜炎や脳炎がおこるとされています。
水分をよくとり、ゼリーややわらかいものを中心に食べるのがよいでしょう。
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給田耳鼻科
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2017.08.21更新
クリニック前の花壇のひまわりですが、なかなか花が咲きません。
背丈だけぐんぐん伸びて、すごい高さになっています
夏らしい花をということで、7月に小さな鉢植えのひまわりを買ってきて植え替えしたのですが、うまく育ちませんでした。
そのあとに再チャレンジで種まきをしたら、思った以上に育ってくれています。
そろそろ8月後半なんで、そろそろ黄色い花を咲かせてほしいのですが、、まだその気はないようです
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2017.08.01更新
花粉症・アレルギー性鼻炎に対してCO2レーザー治療を行っております。鼻の粘膜にレーザーを照射することにより、粘膜でのアレルギー反応が起こりづらくなり、また粘膜腫脹が抑制されます。これにより、「鼻水」「鼻づまり」「くしゃみ」などの鼻症状が軽減することが期待できます。アレルギー性鼻炎の鼻症状に対して、約8割の方に効果があるとされています。
レーザー治療がおすすめの人は、、
・内服薬を飲んでも鼻がつまる、鼻水が多い方
・なるべく薬を飲みたくない方
・妊娠中、授乳中の方
・鼻炎のために勉強に集中できない、薬を飲むと眠くなる学生・受験生
・継続的な通院が難しい方
外来で行う低侵襲の手術です。照射まえに麻酔などに30分ほどかかりますが、実際にレーザーを照射するのは5~10分で終了します。治療が出来ない人もいらっしゃいますので、まずは診察を受けてから治療できるか判断いたします。
よくある質問
Q1 費用はどれくらいかかりますか?
健康保険が適応される治療です。3割負担の方は、約9000円です。これに、初診料や処方せん料がかかります。
Q2 花粉症のレーザー治療はいつ行えばよいですか?
1月中旬までには治療を終了させておくことが望ましいとされています。花粉症の症状がひどい時期になってからの治療はおすすめしません。
Q3 レーザー治療ができない人はいますか?
鼻中隔弯曲がひどい方、出血をしやすい方(出血傾向のある疾患、抗凝固剤内服など)、風邪や急性炎症がある方、処置中にじっと座っていられないお子さんはレーザーの治療はできません。
Q4 レーザー治療のせいでにおいが鈍くなってしまうことはありますか?
鼻の中で、においを感じる嗅裂部とレーザー照射する下甲介とは、場所が離れておりますので、においを感じる神経を損傷することはありません。
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給田耳鼻科
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2017.07.12更新
梅雨時期や台風シーズンなど、天候の変化が多い時期には、めまいや耳鳴の患者さんが増えます。
めまいを繰り返している方の中には、低気圧が来るとめまいの発作が起きやすくなったりする人もいらっしゃいます。「気象病」と呼ばれることもあります。これは、正式な病名ではありませんが、気圧の変化などによって、頭痛・めまい・肩こり・耳鳴など様々な症状を引き起こすことがあり、そのようなものを総称している病名です
低気圧になることにより、自律神経のバランスが崩れたり、血管が拡張するなどの原因が言われておりますが、まだはっきりとしたメカニズムはわかっておりません.
耳鼻咽喉科に受診するめまいの中では、とくにメニエール病の方に、このような気圧の変化で悪化する患者さんをよくみかけます。
自律神経のバランスを整えるには、規則正しい生活をし、睡眠不足にならないこと、適度な運動をすること、お風呂にゆっくりつかる、冷房などを効かせすぎないこと、などに気を付けていただけるといいと思います。
また、最近では、スマートフォンのアプリやホームページなどで、気圧の変化などを予測するものもありますので、参考にしてみるのも一つの手でしょう。
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給田耳鼻科
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2017.06.28更新
なかなか治りづらい急性中耳炎は増加しているといわれています。その誘因としては、抗菌薬が効きづらい薬剤耐性菌の増加や、低年齢からの集団保育の増加などがあるとされます
反復して中耳炎になりやすいお子さんは、①年齢2歳未満 ②集団保育をうけている、もしくは兄妹が集団保育 ③生活環境として、受動喫煙がある、母乳栄養をうけなかった、鼻すすり、臥位での授乳などがよくないとされています。
難治化した場合には、、
内服薬で改善しない場合は、鼓膜を切開して膿を出したり、鼓膜に換気チューブをいれるなどの外科的な治療法もあります。また、なかなか難しいとは思いますが、集団保育を一時的に休んでもらうという方法もあります
その他、漢方薬での治療もあります。「十全大補湯」という体の抵抗力、免疫力を上げる効果がある薬です。滋養強壮、免疫賦活作用を持つ生薬が入っており、病後の体力低下、疲労倦怠、食欲不振などで以前から使用されておりました。小児急性中耳炎ガイドラインにも記載されており、小児の反復する中耳炎に対して効果があるとされています。
中耳炎をくりかえしてお困りの場合は、ぜひおすすめしたい治療です
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2017.06.07更新
冬と、春から初夏にかけて流行する感染症です
急な発熱とのどの痛みが起こります。原因は、A群β溶血性連鎖球菌で、唾液や鼻汁による飛沫感染で感染します。
お子さんが保育園や学校などで感染する機会が多く、それから家族間で大人にも感染することもあります。のどを綿棒でこすって診断する迅速診断キットを使えば、5~10分で結果がわかります当院でも迅速検査を実施しています。
治療は、主にペニシリン系抗菌薬を使い、症状がおさまっても10日間ほどは内服します。症状がおさまっても、内服の継続が必要です。治療が不十分の場合、しっかり除菌されず、リウマチ熱や糸球体腎炎などを発症する恐れがあります。
発熱と強いのどの痛みがある場合は病院に受診することをお勧めします。
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給田耳鼻科
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2017.05.23更新
「耳がつまる感じ」がするということで、耳鼻科に受診する患者さんがいらっしゃいます。
本当に耳の中に何かが入ってしまっている人もいて、耳垢であったり、ごみ、子供のおもちゃなど、、これらはそれを取り除けば症状はなくなります 問題は、耳に何も見かけ上異常がない場合です
このとき、「急性低音障害型感音難聴」という病気がある場合があります。聴力検査をすれば分かるのですが、急に(急性)低い音(低音)が聞こえづらくなる(難聴)病気です急に起こる難聴の場合、突発性難聴という病気もありますが、それに比べ、低音だけが悪くなる時に診断されます。
低音中心の難聴の場合、普通の会話は問題なくできることが多く、「難聴」と自覚するよりは、「耳がつまる」「耳がこもる」「耳がぼーとする」などの症状を感じることが多いです。
低音域の難聴は、疲労・ストレス・睡眠不足などが誘因となって発症することがあり、そういった心身の疲れをとることも大切です。一般的には、内耳の血流改善剤・ビタミンB12などを内服して治療します。
そのほかにも、耳のつまりを生じる病気は、滲出性中耳炎、耳管機能不全、真珠主性中耳炎、外耳炎などがあります。まずは耳鼻科で耳の中をみてもらうことをお勧めいたします。
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給田耳鼻科
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2017.05.10更新
5月に入り、テレビなどで花粉症の情報を扱う頻度も減ってきました。
実際に、スギやヒノキの花粉の飛散量は減ってきております
これからの時期は、イネ科花粉による花粉症が増えてくる時期です。イネ科の植物(カモガヤ、オオアワガエリなど)は、全国的に分布しており、公園・空き地・河原などに生息しています。スギやヒノキの樹木の花粉と違い、遠くから飛んでくることはありませんが、身近な場所に生えており、花粉に暴露される機会も多いとされています。飛散期間は5月~9月ころです。意外と長い期間です。
スギ・ヒノキ花粉の飛散が終わっても、花粉症の症状(くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみなど)が続く場合は、イネ科花粉症の可能性がありますので、血液検査でアレルギーの有無を調べることもできます
また、イネ科花粉症の方は、メロン、キウイ、スイカなどを食べたときに、口やのどのかゆみや腫れ、違和感がおこる口腔アレルギーを引き起こすことがしばしばあると言われています。このような症状がある方も、血液検査による診断をおすすめします。
スギ・ヒノキの花粉症がおさまってくる5月末を越えても、水っぱな、くしゃみ、かゆみが続く場合は一度診察を受けてもいいかもしれません
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給田耳鼻科
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2017.04.25更新
これまでやっていたアレルギー血液検査に追加して、注射を使わない新しい検査を導入しました
特徴は、
迅速:検査時間が20分、その日に結果をお知らせします
簡単:ハウスダスト系(ダニ、ゴキブリ、ネコ、イヌ)・花粉系(スギ、カモガヤ、ブタクサ、ヨモギ)の8種類のアレルゲンを同時に検査できます
安心:指先からの採血なので、痛みが少なく、お子さんでも可能です
アレルギーがあるかどうか、花粉症があるかどうか知りたい方、とくに注射が苦手な方、忙しくて再診が難しい方などにはよい検査だと思います。アレルギーの原因を知ることによって、それを避ける工夫ができます。室内のホコリアレルギーがあれば、部屋のそうじをこまめにしたり、寝具を清潔にするようにしたりできますし、花粉が原因のアレルギーがある方は、花粉の飛散時期に合わせた対処ができるメリットがあります。
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