クリニックブログ

2016.10.26更新

 

一般的なめまい薬である、メリスロン、セファドールなどでは症状改善が困難である反復性のめまい、慢性持続性めまいなどの難治例には、漢方治療も選択肢の一つですni

 

めまい治療で頻用される漢方薬は、苓桂朮甘湯(39)、半夏白朮天麻湯(37)、五苓散(17)、真武湯(30)などが挙げられます。

 

苓桂朮甘湯は、漢方でいうところの、”気逆”=冷えのぼせ、”水滞”=体内の水の偏り、を改善させる薬とされています。めまい、ふらつきの他に、立ちくらみなど起立性低血圧にも効果があるとされています。

”気逆”とは、上半身は火照るburnが、下半身は冷えるrainという訴えが多く聞かれます。”水滞”を改善させる漢方薬は、「利水剤」と呼ばれますが、利尿剤とは異なり、体内の水の再分配を行う作用をもち、アクアポリンと関連しているということがわかってきました。

繰り返すめまいの原因が、この”水滞”である可能性もあります。めまいの原因とされる、メニエール病(メニエール症候群)の治療にも、この「利水剤」が効果的なことがあります。

 

半夏白朮天麻湯は、”気虚””気鬱”や”水滞”を改善させる薬とされています。元気がない、抑うつ気分などに効果があり、またもともと胃腸虚弱の方に処方される漢方であり、胃腸の弱い方でも比較的安全に使用できます。「頭冒感」という、頭に物がかぶさってような感じを訴える方もおり、それも”気虚”の症状のひとつですので、この漢方で改善がみられます。

 

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投稿者: 給田耳鼻咽喉科クリニック

2016.10.17更新

 

10月15日に、市ヶ谷で開催された

「舌下免疫療法の検証講演会」に出席してきましたpencil1

 

スギ花粉症とアレルギー性鼻炎に対する、舌下免疫療法(アレルゲン免疫療法)の効果と安全性に関する講演でした。

日本医科大学多摩永山病院耳鼻咽喉科病院教授の後藤穣先生による「舌下免疫療法の新しい知見」という特別講演もありました。

 

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スギの舌下免疫療法は、今までの皮下免疫療法と比較して、治療の効果が出るまでが早いとされていて、

 1シーズン目でも約7割の人がスギ花粉症で苦痛の期間が2週間以内に減るという臨床結果がでているようです。

 

また、今後はスギ・ダニの舌下免疫併用療法の効果・安全性の検討結果が待たれます。

 

スギ花粉症、来シーズンに向けた治療開始は12月までですが、なるべく早めの開始をおすすめいたします。

 

 

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投稿者: 給田耳鼻咽喉科クリニック

2016.10.05更新

 

 耳そうじは、どれくらいの頻度でやっていますか?

毎日の日課になっている人から、1年以上やっていない方まで

人それぞれだと思います。

耳そうじの頻度は学校で習ったりしませんしehe

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耳あか自体は、耳の穴(外耳道)の表面を守る働き

があるため、たまりすぎなければ一粒も残してはいけない

という類いのものではありません。

 

おすすめしている頻度としては、2週間に1回ほどです。

刺激が少ない方がよいですので綿棒などで、

耳の入り口から1cmくらいまでを軽くぬぐう感じが

望ましいですnote

 

やりすぎは禁物で(気持ちいいんですが、、)外耳炎や

外耳道真菌症(カビが生える)などになってしまうことが

あります。

 

しかし、耳そうじしているつもりでも、奥にたまっていて

そのために難聴になっている方もいらっしゃいます。

 

耳鼻科に受診すると、実際に耳の中を見ながら

耳そうじを行いますので、安全です。

ご自分でうまくそうじ出来ていないと感じているようでしたら

一度受診をおすすめします。

 

 

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投稿者: 給田耳鼻咽喉科クリニック