ネブライザー治療(吸入)を再開します

耳鼻咽喉科のネブライザー療法が新型コロナウイルス感染症の原因となるという確たる情報はありませんでしたが、諸般の状況を鑑みて、ネブライザー療法を中止しておりました。

ネブライザー療法によるエアゾル発生が懸念されておりましたが、日本環境感染学会の「医療機関における新型コロナウイルス感染症への対応ガイド」第3版(2020.5.7) において、「耳鼻咽喉科で使用するような薬剤投与に用いるネブライザーは、エアゾルが発生しやすい状況に該当しない」という旨が明記されておりました。

ネブライザーの再開にあたり、室内の換気、患者さん同士の間隔の保持、機器や器具の消毒に十分考慮して施行することにいたします。

なお、今後の感染者の動向や、日本耳鼻咽喉科学会の指示などにより、再度中止する場合もありますので、ご了承ください。