クリニックブログ

2017.03.24更新

 

花粉症とかぜの症状は似ているため、区別がつきにくいことも多いです。

くしゃみ、鼻水、鼻づまりや、頭痛、咳などの症状も、共通して起こりえます。

しかし、その原因が異なるために、いくつかの区別するポイントがありますglitter3

 

まず、鼻水の性状ですが、花粉症などのアレルギー性鼻炎では、一般に粘度の少ない水様性の鼻汁(みずっぱな)がみられます。一方、鼻かぜは鼻粘膜のウイルス性炎症であり、二次的に細菌感染に移行することも多いため、鼻水が水様性から粘性、膿性に変化することが多く、これは花粉症ではおきづらい症状です。

また、目のかゆみ、充血、流涙は、花粉症ではよく見られる症状ですが、一般的なかぜではおきづらい症状です。

 

他には、この季節に、風の強い日や温かい日など、「花粉が多い」という日に屋外に出たときに症状が悪化し、雨の日や家で過ごしているときに、比較的おさまっている場合は、花粉症を疑いますmagnifier

 

このような点に気を付けて、耳鼻科受診時に、症状を伝えていただくとよいと思います。耳鼻咽喉科では、鼻の中の粘膜の色や、腫れ具合、鼻水の性状などをみたり、のどの具合をみたりして、診断を行っていきます。血液検査ができる年齢の場合は、血液検査によりどんなものにアレルギー反応があるのかを調べることもできます。

 

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投稿者: 給田耳鼻咽喉科クリニック

2017.03.03更新

 

 花粉症の治療として、1回の注射で症状を抑える薬があります。これは、副腎皮質ホルモン(ステロイド)という薬の中でも、体の中に長くとどまるタイプの薬を筋肉注射する方法です。ステロイドは、花粉症などのアレルギー症状を全般的に抑える働きがあります。

1回の筋肉注射で、1か月近く体に残るため、長期間に花粉症症状を抑えることが出来ます。その反面、副作用も長く続くことがありますnamidaそのため、鼻アレルギー性鼻炎ガイドラインでは、この治療は望ましくないものとされています。

 

花粉症患者545名に対してステロイド注射治療を行った今野らの報告(治療88,2006年)によると、18.8%に何らかの副作用が認められ、特に20歳代の女性には生理不順が認められとされています。また、注射部の皮膚の陥没、血糖値の上昇、消化器異常などの可能性があります。

clover副作用のリスクを考えると、あまりお勧めできる治療法ではないと考えます。

当院ではこの治療は行っておりません。

 

 

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投稿者: 給田耳鼻咽喉科クリニック